仕事柄といいますか、おそらくは個人的な嗜好も絡みつつなんでしょうが、ミュージカルの舞台作品に関わることがありまして。子供ミュージカルがホトンドでしたので、本格的と言うにはチト遠いものがあるのでしょうが、それでもいろいろと経験させて頂きました。
関わる前までは、ミュージカルについてはそれほど興味があったわけではなく、また物語の途中にセリフとともに歌がからむって不自然じゃない?なんてことも思ったりしていたんだと思います。それでも音楽が好きなことに変わりないことと、音楽が効果的な要素として、いやもっと重要なエレメントとして使用されるミュージカルという芸術ジャンルに、なんとなく惹かれるものはあったんだろうと思います。
で、未だにある「あこがれ」の一つに映画があり、これは総合芸術としてのジャンルであるとともに、表現の行き着く先にあるもの、そんな認識がありまして。そんなこんなで、一生に一度はミュージカル映画の制作に関わることが夢の一つだったりします。そんな思いの中で、ミュージカル映画というともうこれは「サウンドオブミュージック」が最高峰なんじゃないか、と思ったりしているわけです。名作中の名作、それに異論はないところだと思いますが、私にとっては音楽も物語も、演技も演出も、(時代的な古さは割り引いて)ホントに最高の作品だと思っているのです。
すばらしいミュージカル映画は数多くあることと思いますし、私自身も感動した作品はたくさんあるのですが、いまだ「サウンドオブミュージック」にまさる映画はないのです。「キャッツ』は?とか「レ・ミゼラブル」は?とか、はたまた「コーラスライン」は?とかタクサン素敵な作品があります。マイナーな作品にもスゴイものがいっぱいあるわけですが、それでも私は「サウンドオブミュージック」を押したい。子どもからお年寄りまで楽しめて、音楽とセリフ、物語がベストマッチしているのは、これしかない!ナドと思うのでした。
古い作品ですし、演出や撮影、その他に「もっとこうした方がいい」的な部分はあるだろうとは思います。それでも、これほど名曲揃いでそれが物語にフィットして、不自然にならずに楽しめる映画は、そうそうないんじゃないでしょうか。
と書いている時に地震!びっくらこいた〜。けっこう揺れましたです。不意をつかれたようなカンジ。被害が少ないといいのですが、どうでしょうか?ドキがムネムネ。なので、今日はこれにて。
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