あぜに咲いてる　花の名も

いくえ連なる　山の名も

知らないけれど

愛しくてなつかしい

めぐる時代　超えて

あなたの子ども達の子ども達

かわらない空の下　笑顔ですか？

「明日」を信じること

たやすいことですか？

 

朝によろこぶ　鳥の声

夜にささやく　森の木々

あふれている

かけがえのないここに

息づいている　いのち

よごれたりねじれたりすすけたり

くもったりゆがんだりしてませんか？

サファイアブルーの星

やさしいままですか？

 

永遠に続くはずの　螺旋の中で

つながること　届けること

はぐくむこと　大事なこと

瞳に見えるものすべて煌めいて

抱きしめていたいほどキレイですか？

微かに芽吹くきざし

幸せでしょうか？

あなたの側に眠る幼子は

夢見ることを忘れていませんか？

胸の奥祈ること

がんばれそうですか？

サファイアブルーの星

やさしいままですか？

 

ママのだいじなタカラモノ

ひとつずつ数えてみよう

あなたのおめめ

あなたのおはな

あなたのおくち

あなたのおみみ

あなたのおてて

あなたのおなか

あなたのおしり

あなたのあんよ

ママのところに

生まれてくれた

あなたの全てがタカラモノ　

 

ママのかわいいタカラモノ

今日もキラキラかがやいて

にこにこわらう

ぷりぷりおこる

もぐもぐたべる

すやすやねむる

小さなからだ

おおきないのち

世界にひとつのタカラモノ　

 

ねむるあなたのむねの上

ママの手をのせてみる

ちいさなとけい

トクトクうごく

てのひらのなか

トクトクひびく

あなたのとけい

ただ健やかに

抱きしめていたいタカラモノ　

 

もいちどあなたのタカラモノ

ひとつずつ数えてみよう

キラキラおめめ

ピクピクおはな

ムニャムニャおくち

モシモシおみみ

ムギュムギュおてて

ポンポンおなか

プリプリおしり

モゾモゾあんよ

ピカピカおでこ

ポヨポヨまゆげ

プニュプニュほっぺ

フワフワおかお

コチョコチョおゆび

ドキドキおむね

サワサワせなか

パタパタおひざ

ママのところに

生まれてくれた

あなたの全てがタカラモノ　

いちばんだいじなタカラモノ　

 

★ぐーとぐーで　ゴッツンコ

　ぱーとぱーで　ピッタンコ

　ぐーぱーぐーぱーぐーぱーぐー！

　ぱーぐーぱーぐーぱーぐーぱー！

　ぱーとぱーで　ペッタンコ

　ぐーとぐーで　ガッチンコ

　ぐーぱーぐーぱーぐーぱーぐー！

　ぱーぐーぱーぐーぱーぐーぱー！

ぐーのお手々はちっちゃくかたい

つよいけどイタイよ

ぱーのお手々はやわらかおっきい

うすいけどヒロイよ

お手々のカタチ

いろんなカタチ

デコボコしてたらたのしいな！

お手々とお手々

うごかして

うえしたヨコよこ

イチ　ニ　サン！！

［★くりかえし］

 

ぱーのお手々はへなへなよわい

ひらひらでカルイよ

ぐーのお手々はぐぐっときつい

ぐりぐりとデキルよ

お手々のカタチ

いろんなカタチ

タクサンあったらうれしいな！

お手々とお手々

うごかして

ぐるぐるブラぶら

イチ　ニ　サン！！

［★くりかえし］

　ぐーとぱーが　アッチコチ

　ぱーとぐーが　ソッチコチ

　ぐーぱーぐーぱーぐーぱーぐー！

　ぱーぐーぱーぐーぱーぐーぱー！

 

みかんいろの空　ふりむいたまま

見とれちゃってた

おかあさんの声　きこえてるから

さよならバイバイ

あそこのおウチは　カレーなのかな

いいニオイする

おむかいさんなら　まな板トントン

おなべグツグツ

「ごはんだよ」

おなかのムシも　ぐうぐういってる

「ごはんだよ」

いそいで帰ろう　はしって帰ろう

玄関あけたら　大きな声で

ただいま！　おかえり！

いただきます！

ほかほかごはんの　ゆげが踊って

うれしい！　おかわり！

もういっぱい！

 

テレビをけしたら　みんなそろって

ごはんの時間

楽しいお話し　みんなですれば

ごはんもおいしい

「ごはんだよ」

トモダチみんな　笑顔でバイバイ

「ごはんだよ」

ヤクソクあした　かくれんぼしよう！

玄関あけたら　大きな声で

ただいま！　おかえり！

いただきます！

お手々を洗って　おはしを出して

うれしい！　おかわり！

もういっぱい！

 

「ごはんだよ」

おかずはなに？　ニンジンたべるよ

「ごはんだよ」

ピーマンだって　おいしくたべるよ

玄関あけたら　大きな声で

ただいま！　おかえり！

いただきます！

ほかほかごはんの　ゆげが踊って

うれしい！　おかわり！

もういっぱい！

おいしい！　アリガト！

ごちそうさま！

ゴックン！！

 

キミは知ってるかい？

この星には　五秒にひとり

食べるものがなくて

明日が来ない　ともだちがいるんだ

ぬくもりなくす　ともだちがいるんだ

キミは知ってるかい？

この星には　五分に８人

飲める水がなくて

明日が来ない　ともだちがいるんだ

ぬくもりなくす　ともだちがいるんだ

ケンカできるって　ステキなこと

おちこんだりって　すばらしいこと

それもこれも　明日があるから

つないだ手が　あたたかいから

同じ時間を　生きてるキセキ

気づけるはずさ　ともだち

青い空なら　つながってると

みんなに伝えて　ともだち

 

キミは知っているね

なにができるか　勇気をだして

手をさしのべたら

明日に会える　ともだちがいるんだ

ぬくもりつづく　ともだちがいるんだ

知らないままじゃ　悲しいこと

見えないままじゃ　不幸なこと

わかることが　明日に向かって

歩くための　みちしるべなんだ

同じ時代で　出会えたキセキ

気づけるはずさ　ともだち

暗い夜でも　朝は来るって

みんなに伝えて　ともだち

 

笑いあえるって　うれしいこと

わかりあえるって　しあわせなこと

それもこれも　明日があるから

つないだ手が　あたたかいから

同じ時間を　生きてるキセキ

感じあいたい　ともだち

みんなどこかで　つながっている

たしかめてごらん　ともだち

同じ時代で　出会えたキセキ

感じあいたい　ともだち

みんなどこかで　つながっている

たしかめてごらん　ともだち

 

あなたの手をにぎりたい

あなたと話しをしたい

あなたのそばで　そうして

とけてまざる　至福を感じあう

 

つむぎあう　くらしの中で

いとしき人をやすらかに

つつみこむ布を織りなす

 

あなたとわたしの

いとをゆいあわせ

となりのとなりへ

いとをゆいあわせ

果てない宙へ

いのりをゆいあわせ

 

きらめくいとに　みちびかれ

この空のもと　根をおろし

大地の息吹　風薫る

すべてつながった　いとといと

揺れひかる水　匂い立つみどり

生き生きと

めぐみはぐくむ

はるか時代を超え

「生かされてる」

「いただいている」

すべてのいのち　めぐりあい　

「みたされてゆく」

「ひらかれてゆく」

陽射し感じた　天を仰いだ　

いくどもうかぶ言葉

「ありがとう」

出会うべく出会い

みちびかれ

紡ぎあいながら　支えあい

見えないいとは

見えるより

深いところを　つないでる

 

 

思いかえせば

いつも見守られていたと

まぶた閉じれば

よみがえるあの笑顔

有り難く今

このまほろばで

糧をいただき糧となる　

受け継いだもの

受け継いでゆく

静かにかたく　想いを込めて　

いくどもうかぶ言葉

「これからも」

たしかないとに

みちびかれ

この星のもと　屋根かけて

大地ふみしめ

生きてゆく

まなざしはるか　すえながら

きらめくいとに

みちびかれ

この空のもと　根をおろし

大地の息吹

風薫る

すべてつながった　いとといと

はるか明日へ

祈りの　いと

 

ひかり輝くこの世界に

ひとつのいのちが降りてきた

一年にたった一日だけ

あなたの生まれただいじな日

来年も　その先も

すっとずっと願ってる

喜びが　幸せが

あふれますように･･･

Happy Birthday to you!

Happy Birthday to you!

Happy Birthday dear my precious!!

Happy Birthday to you!

 

いのちのキャンドルまたひとつ

あたたかな光はなちだす

あなたが生まれた記念の日

心を込めて　さあ「おめでとう」

拍手して　笑いあい

こんなこんなあたたかな

世界中　幸せで

あふれますように･･･

Happy Birthday to you!

Happy Birthday to you!

Happy Birthday dear my precious!!

Happy Birthday,

Happy Birthday,

Happy Birthday to you!

 

何度　あなたのもとへ

行きたいと考えたけれど

私には

まだやっておきたいことが　残っている

明るくて前向きで

へこたれない人だった

あなたの真似をして生きてみる

あなたのぶんまで

いつかまた逢えたとき

私のこと

あなたはわかるでしょうか

時を重ねた私

きっと　見つけてね

あなたが遺してくれた

たくさんのタカラモノ

なぐさめいつくしみ

いつの間に大きな花咲かせてた

 

「ありがとう」と言いたい

「大丈夫」と言いたい

でも本当は「さびしいよ」と

少しだけ　泣かせて

いつの日か逢えたとき私を見て

あなたはその手をひろげ

時をへだてた二人

ひとつの　星になる

ひとつの　星になる･･･

 

お気に入りの黄いろいクマさん

もう

わたしにはいらなくなってしまった

だから

ママのそばにおいてあげてくれる？

なきむしの

でもあたたかい黄いろいクマさん

いい？

ゆびきりをしたい　夢で会えたなら

もいちどママ　両手で

たくさん抱きしめてほしいの

何回も

 

大好きな赤い絵本もう読めないの

でもパパはオトナだから自分で

読める？

表紙がすり切れたりしてるから

気をつけて

本は大切なんだとパパが

言った

ゆびきりをしたい　夢で会えたなら

もいちどパパ　その手で

ごしごしアタマをなでてよ

何回も

 

誕生日には　ママといっしょに

ケーキつくれたこと

うれしかったの

プレゼントなら　笑顔がいいな

これからの誕生日･･･

 

ゆびきりをしよう　もいちど会えるって

そうかならず　会えるって

おばぁちゃんが言っていたの

ホントだよ

 

遊園地では　すこしこわくて

わたし泣いちゃったけど

楽しかったな

想い出なら　抱えきれないぐらい

たくさんできた･･･

お気に入りの黄いろいクマさん

ねえ

わたしのかわりになってくれると

いいな

ママとパパのそばにずっといてよ

お願いね

そうあたたかい黄いろいクマさん

いい？･･･

 

だいすきなこと

体育 給食 音楽 読書

ともだちがいて

だから楽しいのかな？

目覚まし時計にがてだし

たまには寝坊したいけど

朝もやをすかした陽射しに

元気もらえる朝がスキ

のぼり坂が少しキツくて

下を向きたくなるけれど

いつもの道のいつもの顔

あいさつできるとウレシクて

前を向いて

足を上げて

はずむように

歩いていこう

今日はどんな　楽しいこと

まっていてくれるかな？

だいすきなもの

プール おまつり おやつ クラブ

みんなといっしょ

だからタクサンになる

 

休み時間がはじまるたび

ため息ついてるスミッコで

聞こえないふりできなくて

ユウキを出して声かけた

どうしてなのかわからないし

ナミダのわけはきかないよ　でも

そばにいて手をにぎるから

泣きたいだけ泣けばイイ

ナミダふいて

上を向いて

元気出して

歌うたおう

みんなとなら　つらいことも

こえていける気がするよ

だいすきなひと

あの子 この子に その子 みんな

ケンカしたって

ほら　すぐに仲直り

ランラン･･･

ルンルン･･･

 

顔を上げて

うでをふって

はずむように

進んでいこう

みちくさしても　だいじょうぶだよ

花をつんで歩こう

あかくそまる　ゆうやけぞら

きっと明日も晴れるんだろう

「だいすき」にかこまれて

歩いていこう　ずっと･･･

 

だいすきなとき

かあさん とうさん 家族の時間

笑顔ですごす

とてもシアワセなとき

とても　だいすきなとき

 

きれいな夕焼け　まんまる月

カタチのかわらない白く光る雲

やさしい季節が　愛おしくて

すべて語りかけてた

光りが陰るよに温もりは冷えて

ユビの間こぼれる水面の月

笑えない　歌えない

歩き出せない

神様　つよさをください

きっと螢を見るたび

想い出すでしょう

輝き瞬き　空へと昇ってゆく

あの日

螢がとまったことがうれしくて

螢という名にした　

過ぎてく季節に取り残され

モノクロームの世界

凍りついてる

笑いたい　歌いたい

歩き出したい

神様　勇気をください

たぶんつぶれそうな胸

想い出にできる

固い結び目も

優しくほぐれてく

そんな独り言だけど肯けなくて

夜の闇深いまま　

 

少しの間だけど　とまってくれた螢

飛んでいった　光ってた　ありがとう

 

きっと螢を見るたび

想い出すでしょう

瞬き輝き　空へと還ってゆく

あの日　心に描いたまだ見ぬ笑顔に

ふたたび逢えるという　

そのことを　信じて　「螢」