超絶表現力のヒーマン師匠と、当時ラジオでコンビだった徳永陽子さん。いやはや二人共メッチャ芸達者でした。題材はオレオレ詐欺にかたり商法、コレもドハマり。特に徳永さん、レコーディングシロウトとは思えない度胸の座り具合でしたね〜。おかげさまでトテモとてもイイ楽曲にすることが出来ましたです。どこか、高齢者向けの研修とかで使いませんか?
ヒーマン師匠による佐賀弁楽曲のマンボ版です。マンボの名曲、マンボNo.5の「ウ〜ッ!マンボッ!」を超えられたでしょうか?ハハハ。佐賀弁の「う〜まん」とは、イイカゲンとかテキトーとかそんな意味。なんだかマンボと相性がイイのかも?おまけに佐賀弁には語尾に「ぼ」がつくことが多いんです。で、「う〜まんぼ」ってイイカゲンじゃないか!みたいな意味になったり。面白いっすかね〜。
大迫さんも、牟田さんも佐賀のラジオパーソナリティでは大御所の方々。おしゃべりはホントに天下一品なお二人には、歌唱力ではなくRAPの曲に挑戦していただきましたが、想像通りの大ハマリ!でした〜。曲も今風のRAPではなく、昭和歌謡のRAPという意外性のある仕上がり。ZUNちゃんのアイデア、素晴らしかったっす。佐賀の名物も織り込んで、けっこうイケル!曲になったかと。
「CDご紹介」にも書きましたが、作詞にけっこう悩んだ曲でした。イベントの公式イメージソングは当初から決定していましたので、どんなふうに「環境」を歌い込むのか?今考えても難しいテーマなのです。ひねり出したのは質問調の言葉にすること、でした。また、この曲は詞先でもなく曲先でもない、同時進行に近い制作でした。いやはや、ムズカシイことをやったと思いますです。
この曲は楽しく制作できましたね〜。まずmonの元になる楽曲がカナリしっかりしてましたし、「子供をあやす」とか「笑わせる」的なコンセプトがはっきりありましたので。自分自身の経験も生かせましたし、言葉を紡ぐのが楽しかったです。そしてレコーディングのディレクションでも、「ここはセリフ的に」とか楽しんで出来ました。子どもたちにも受けるんじゃないかな〜?
「タカラモノ」のカップリングってことで、この曲も始めからコンセプトがはっきりしていました。ただ、動きをつけやすい曲って決めたのはいいんですが、意味を求めてしまって袋小路に入っちゃった記憶があります。今考えると、子供向けの曲に意味をつけすぎても、それこそ意味は無いんだって気づくんですが。それでもなかなかいい感じの曲になったと思っています。
私の作詞作品の場合、ジブンの昔の作品をベースにまた違う曲にしていくことがママあるのです。実はこの曲もその一つ。このホームページを探すと、その歌詞も見つかります。ところで、「いただきます」と「ごちそうさま」の意味、考えたことはありますか?受け売りですが、その答えが根底にある曲です。家族の団らんって、たくさん意味がありますよね。いろんな所で活用頂いている曲です。
本当にたくさんのところ、方々に愛されて活用いただいている曲です。ある県の学校の副読本にも!載っています。ありがたいことです。CDでは三瀬小の子どもたちが歌ってくれていますが、その他のたくさんの子供達に歌っていただいてもいます。つくり手としてホントに幸せなことです。生々しいテーマをどうやって「楽曲」に昇華させるか、そんな苦労も吹っ飛ぶシアワセな体験をさせていただきました。